出会い

江戸消防記念会の方々とお会いしました。

このホームページを開いて、初めてお便りをいただきました。

それも、上野・元黒門町わ組の小頭という立派な方からです。

古川三右衛門の墓にお参りしてくださるというありがたいお申し出に、友子と厚子は喜び勇んでご一緒させていただきました。

お便りを下さった松本義明さんは、町火消しの正装の半纏姿が何とも粋でした。

お目にかかった第一印象は、わ、若い。

わ組の小頭とうかがって、70歳ぐらいの方を想像していましたが、実は私達と同世代でした。

同行してくださった江戸消防記念会・史跡調査員の高橋久雄さんは、町火消しの生き字引ともいうべき、たいへん博学な方です。

私達はひょんなことからこのホームページ開設に至ったのですが、町火消しのことは何も知らないも同然です。基本的なことから教えて下さって、ありがたく思いました。

それにしても、ただ写しているだけの私にはちんぷんかんぷんだった三右衛門の手記が、お二人にとっては貴重な記録だったようです。喜んでいただけて、本当にうれしく思いました。

何か、「この灯を絶やすな」という見えない力が働いたような、不思議でありがたいご縁が結ばれた1日でした。